胃腸内視鏡検査(胃カメラ)検査の流れ
検査前の注意点
- 鼻腔が狭く挿入困難な場合は、医師の判断により口からの内視鏡検査となる場合があります。
- 鎮静剤を使用する為、検査当日は車両での来院はご遠慮ください。
- 妊娠中・授乳中・妊娠の可能性がある方は事前にご相談ください。
診察・予約
検査当日
経鼻内視鏡
- STEP1
-
最初に、「浅草胃腸肛門クリニック」受付にお越しください。
問診票にご記入いただき、待合スペースでお待ちください。
- STEP2
-
診察室(内視鏡室)にお入りください。
(順番にお呼びします。)
ベッドに仰向けになり両方の鼻腔に局所血管収縮薬を点鼻します。
- STEP3
-
① 内視鏡を挿入するほうの鼻を選択します。
② 鼻腔に表面麻酔剤を注入し、局所麻酔を行います。
③ 表面麻酔剤を塗った経鼻内視鏡と同じ大きさの専用チューブを挿入し、5分間留置します。
- STEP4
-
左側を下にしてベッドに横になり、胃の動きを抑える薬(抗コリン剤)・緊張を和らげる薬(鎮静剤)を注射します。
※高齢者や前立腺肥大症、緑内障、心臓病のある人、薬にアレルギーのある人などには使用しませんので、申し出てください。
- STEP5
-
細い内視鏡が鼻から挿入され検査が始まります。
※通常検査は、10~15分で終了します。
経口内視鏡(胃カメラ)
- STEP1
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最初に、「浅草胃腸肛門クリニック」受付にお越しください。
問診票にご記入いただき、待合スペースでお待ちください。
- STEP2
-
診察室(内視鏡室)にお入りください。
(順番にお呼びします。)
上着を脱ぎ、メガネ等ははずし、ネクタイやベルトを緩めるなど、首やお腹の緊張を解いて、ゆったりとした格好になります。
- STEP3
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検査の前に、胃の動きを抑える薬(抗コリン剤)・緊張を和らげる薬(鎮静剤)を注射します。
※高齢者や前立腺肥大症、緑内障、心臓病のある人、薬にアレルギーのある人などには使用しませんので、申し出てください。
- STEP4
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左側を下にしてベッドに横になり、検査が始まります。検査が終了するまで、医師の指示に従ってください。
検査後の説明
検査後、内視鏡室に隣接したリカバリー室でゆっくりお休みいただきます。
1時間ほどしましたら、内視鏡検査画像を見ながら、検査結果を詳しくご説明します。
電子内視鏡検査システム
当院では、検査終了後に患者様と一緒に「電子内視鏡検査システム」の検査写真を見ながら、詳しく説明することを心掛けています。また、検査報告書はお一人お一人にお渡しいたします。
検査後の注意点
- 鼻を強くかまないでください(経鼻)。
- 検査後、1時間程度は飲食を控えてください。
- 組織検査を行った方は、お食事は2時間以上経過してからにしてください。また、検査後2~3日は、アルコールや香辛料などの刺激物は控え、消化の良いものを召し上がるようにしてください。
こんなときに上部内視鏡(胃カメラ)検査をお勧めします
- 腹痛(胃痛、胃のもたれ、胸焼け、嘔気・嘔吐、胃が重い、腹満感、食欲不振・体重減少、吐血)があるとき。
- 食道の症状(食べ物がつかえる、水がしみる、胃液がこみ上げる)があるとき。
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ポリープの既往のある方。
- 胃がん手術(内視鏡下手術、開腹)の術後定期チェック(再発が心配)。
- 胃の検診(バリウム検査、ペプシノーゲン検査)で二次検査を勧められたとき。
- 年齢も30歳を越し「そろそろ一度検査しておくか!」とお考えになったとき。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の流れ
診察・予約
大腸検査を受ける際の注意点
下部(大腸)内視鏡検査は、大腸内をキレイして検査をおこなうため前日から当日にかけて、準備が必要となります。
検査前日
検査前日は、朝食から一日を通して検査食や病院からの指示に従った食事をしてください。
検査当日
検査当日の注意事項
- 午前中に検査予約をした方は、朝食を絶対に摂らないでください。
- 午後に検査予約した方は、腸管洗浄剤を服用する3時間前までに「おかゆ」「ゼリー」などの軽食を摂取してください。
- 水やお茶などの水分はできるだけ摂取してください。
- 常用しているお薬がある場合は、必ず医師や看護師に申し出て、指示に従ってください。
- タバコは吸わないでください。
- 検査当日は、安全にお帰りいただくために、自転車やバイクを含めた車両での来院はご遠慮ください。
検査時間は通常30分程度で終了しますが、腸の長さや治療内容によって差があります。
- STEP1
-
最初に、「浅草胃腸肛門クリニック」受付にお越しください。
問診票にご記入いただき、待合スペースでお待ちください。
- STEP2
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受付後に、前処置室にて腸管前処置剤(下剤)を服用していただきます。
(自宅にて前処置を済ませることも可能です)
男女別の前処置室を完備しております。
※ご自宅で前処置の腸管洗浄剤を服用済みの方は、STEP2~3は行いません。
- STEP3
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前処置室では、便の色が透明になるまでトイレに通っていただきます。
腸管内の洗浄が整い、検査が可能な状態かどうかを係の者がチェックします。
- STEP4
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腸管洗浄が終了し、便の色が透明に近くなったら、ロッカールームにて検査着に着替えていただきます。
- STEP5
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お名前が呼ばれたら内視鏡ブースに入り、ベッド(ストレッチャー)の上に横になっていただきます。
看護師が点滴をとり、血管内に薬(腸管の動きを弱め、検査中リラックスして楽に検査ができる)を注入します。
- STEP6
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左側を下にしてベッドに横になり、検査が始まります。肛門から内視鏡を挿入していきます。医師がモニターに映る大腸の内部を隅々まで観察します。
検査時の送気の際に生体吸収性に優れている炭酸ガスを使用する事で
お腹が張る苦痛も軽減します。
- STEP7
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検査終了後は、リカバリー室にてゆっくりお休みください。
休憩後、ロッカールームで洋服に着替えてください。
※当日ポリープの切除も可能です。検査後、別日程でのポリープの切除もできます。
ポリープを切除する場合は、ポリープの数、大きさにより入院日数が決まります。
※但し、切除した場合は、必ず本院の寺田病院への入院が必要となりますのでご注意ください。
検査後の説明
診察室にて、医師から検査結果の詳しい説明があります。
検査後の注意点
- 通常、飲食は1時間後から可能です。
- 検査当日のお風呂はシャワー程度にし、車の運転や強度の運動は避けてください。
- 検査終了後、気になる症状がある場合は、すぐに医師にご相談ください。
こんなときに大腸カメラ検査をお勧めします。
- 排便時の出血・下血があるとき。
- お腹の症状(下痢、便秘、お腹が張る、食欲不振/体重減少)が続くとき。
- 「便の状態が今までと違う」と思ったとき。
- 大腸の検診(便潜血検査)で陽性となり、二次検査を勧められたとき。
- 大腸ポリープの既往のある方。
- 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の定期的チェック。
- 大腸がん手術(内視鏡下手術、開腹)の術後定期チェック(再発が心配)。
- 肛門疾患(痔核、裂肛、痔ろう)を繰り返すとき。
- 「そろそろ一度検査をしよう。」と思ったとき。
ご自宅で腸管洗浄剤を服用される方へ
腸管洗浄剤の作り方
- 腸管洗浄剤を開封し、中央の★ラインまで水を加えたら、キャップを閉め、本体を手でぐっと押し、A剤とB剤を開通させます。
- 開通したことを確認し、本体を上下に振って粉末を溶かします。
- さらに2ℓの線まで水を加え、キャップを閉めた後、もう一度、本体を上下によく振り、粉末が完全に溶けたことを確認したら、腸管洗浄剤の完成です。
※ 腸管洗浄剤を冷やして飲みたい方は、前日に作り、冷蔵庫に入れてください。
腸管洗浄剤の飲み方
- 自宅を出る4時間ほど前から腸管洗浄剤の服用を始めてください。
- 腸管洗浄剤は、コップに移し小分けにして服用します。
コップ1杯あたり10分~15分程度を目安に、1ℓ以上の腸管洗浄剤を便が透明になるまで、ゆっくりと時間をかけて服用してください。 - この際、1ℓの腸管洗浄剤に対して、500㎖以上の水または、お茶(温かいお茶でもOK)を必ず飲むようにしてください。
下記のような症状が起きたり、便が透明にならない場合には、我慢せず、直ちに病院へお電話ください。
- 気分が悪い
- 吐き気がする
- 吐いた
- お腹が痛い
- 顔が青ざめる
- 息苦しい
- 寒気がする
- 顔がむくむ
- めまいがする
- じんましんが出る
- 便が透明にならない
- 腸管洗浄剤を服用開始より30~60分ほど経つと便意をもようします。
- 我慢せずトイレに行き、排便するようにしてください。排便回数・便の状態を毎回確認し、薄い黄色で透明になったら検査可能となります。