- 2026年9月10日
- 2026年8月31日
大腸カメラのポリープ切除は同日にできる?浅草で受けられる内視鏡検査の流れを解説

「大腸カメラを受けてポリープが見つかったら、また別の日に来なきゃいけないの?」——そう思って検査をためらっている方は少なくありません。実は、条件を満たすポリープであれば、大腸カメラと同じ日に切除まで行えるケースがあります。検査のためだけに改めて来院する手間を省けるうえ、早期発見・早期対処につながります。
ただし、同日切除に対応しているかどうかはクリニックによって異なり、ポリープの状態によっても判断が変わります。また、切除を行った場合は入院が必要になる点にも注意が必要です。この記事では、大腸カメラ中のポリープ切除の仕組み・費用の目安・検査当日の流れをわかりやすく解説します。
大腸ポリープの検査で「同日切除」を希望する方が増えているワケ
「また来なきゃいけないの?」——再受診の負担が検査のハードルを上げている
大腸カメラは検査前日から食事制限が必要で、当日は下剤による腸内洗浄も行います。仕事を休んで、前日から準備して、やっと検査を受けたのに「ポリープが見つかりましたので、次回また予約を取って切除しましょう」と言われたら——気持ちが折れてしまう方もいるでしょう。
実際に「忙しくてなかなか再来院できず、結局放置してしまった」という声は珍しくありません。同日切除に対応していれば、検査のためだけに改めて来院する必要がなくなるため、患者さんの身体的・時間的な負担を減らすことができます。
大腸ポリープはなぜ早めに切除した方がいいの?
大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部が盛り上がって突出したものです。ポリープにはさまざまな種類がありますが、なかでも「腺腫(せんしゅ)」と呼ばれるタイプは、放置すると大腸がんに進行するリスクがあるとされています。
もちろん、すべてのポリープがすぐにがん化するわけではありませんが、早期に発見して切除しておくことが大腸がんの予防につながると考えられています。「小さいうちに取る」ことが大切な理由はここにあります。
「自覚症状がないから大丈夫」は要注意——よくある誤解
大腸ポリープは、ほとんどの場合に自覚症状がありません。血便・腹痛・便秘や下痢などの症状が出るころには、ポリープがかなり大きくなっていたり、がんへ進行していたりするケースもあります。「症状がないから検査しなくていい」という考えは、大腸がんリスクを見逃す原因になりえます。40歳を過ぎたら定期的な大腸カメラ検査を受けることが推奨されています(個人差があります。かかりつけ医にご相談ください)。
大腸カメラ中にポリープが見つかったら——切除の仕組みを解説
大腸カメラで使用する内視鏡には、先端に処置具を通せるチャンネルがあります。ポリープが見つかった際、内視鏡を抜かずにそのまま専用のスネア(ワイヤー輪)や処置具を挿入し、ポリープを切除します。この方法を「内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)」といい、比較的小さなポリープに用いられます。粘膜を持ち上げてから切除する方法(EMR)もあり、ポリープの形状・大きさに応じて術式が選択されます(個人差があります)。
同日切除に対応できるかどうかは、ポリープの大きさ・数・形状・位置などを総合的に判断して決定されます。大きなポリープや形状が複雑なポリープは、別日に改めて治療が必要なこともあります。また、血液をサラサラにする薬(抗血小板薬・抗凝固薬など)を服用中の場合は、出血リスクの観点から切除方法や時期の判断が変わることがあります。必ず事前に担当医にご相談ください。
切除したポリープは回収して病理検査(顕微鏡で組織を調べる検査)に提出されます。良性・悪性の確認、がん化の有無などを調べるためです。結果が出るまでには一定の期間を要します。結果は外来で医師から説明を受けることになりますので、目安の期間については受診時にご確認ください。
浅草胃腸肛門クリニックでは、大腸カメラ検査中にポリープを切除した場合、必ず本院である寺田病院への入院が必要となります。「同日切除」は検査と切除を同じ日に行えるという意味であり、切除後にそのまま帰宅できるわけではない点にご注意ください。ポリープを切除しなかった場合は、通常どおり検査当日にご帰宅いただけます。
大腸カメラ当日の流れと同日ポリープ切除の注意点
大腸カメラ検査をスムーズに受けるためには、前日からの食事管理と当日の腸内洗浄が欠かせません。大まかな流れを確認しておきましょう。
同日ポリープ切除に向けた事前準備のポイント
「できれば同日に切除してほしい」と希望する場合は、予約時や問診時に医師・スタッフへ事前に伝えておくことが大切です。服用中の薬(特に血液をサラサラにする薬)がある方は必ず申告してください。薬の種類によっては、主治医と相談のうえで一時的な休薬が必要になる場合があります。また、ポリープを切除した場合は本院である寺田病院への入院が必要となりますので、当日以降のご予定にも余裕を持たせておくと安心です。
ポリープ切除後の注意事項
・切除後数日〜1週間程度は、アルコール・激しい運動・長時間の入浴を控えることが一般的です(個人差があります)。
・食事制限の内容・期間については担当医の指示に従ってください。ポリープの大きさや切除方法によって異なります。
・切除後に腹痛・多量の出血・発熱などがみられた場合は、すぐに受診してください。
・鎮静剤を使用した場合は、当日の自動車・バイク・自転車の運転は行えません。公共交通機関のご利用をお願いします。
大腸カメラ・ポリープ切除にかかる費用の目安
保険診療の自己負担額の目安(3割負担の場合)
大腸カメラは健康保険が適用される検査です。自己負担額(3割負担)の目安は以下のとおりです。実際の費用は病状や処置内容によって異なるため、詳細は受診時にご確認ください。
※上記は保険診療3割負担の目安です。組織検査の箇所数が増える場合や入院が必要な場合は別途費用がかかります。実際の費用は検査内容・処置の種類・薬剤使用の有無により異なります。詳しくはクリニックへお問い合わせください。
台東区の大腸がん検診との関係
台東区では大腸がん検診(便潜血検査)が実施されています。便潜血検査で陽性(要精密検査)となった場合、大腸カメラによる精密検査が推奨されます。台東区の検診結果を持参して相談することもできます。
浅草で大腸カメラ・ポリープ切除を受けるなら——浅草胃腸肛門クリニックの体制
- グループ内視鏡年間実績1万件超:寺田病院グループのサテライトクリニックとして、本院と連携しながら豊富な実績を積んでいます。
- 当日ポリープ切除に対応:条件を満たすポリープは検査当日に切除まで対応。ただし切除を行った場合は本院である寺田病院への入院が必要です。
- 鎮静剤使用で苦痛を最小化:うとうとしている間に検査が終わると好評です。全スタッフが「軸保持短縮法―少量送気法」を習得し、できる限り短時間の検査を提供しています。
- 毎週火曜はレディースデイ(女性専用外来):医師・スタッフ全員が女性で、男性の立ち入りも禁止した完全女性専用外来です。腸や肛門のお悩みを抱えた女性が受診しやすい環境を整えています。
- 台東区大腸がん検診対応・アクセス良好:東京都台東区花川戸に位置し、東京メトロ銀座線「浅草駅」5番出口から徒歩1分。台東区の大腸がん検診にも対応しています。
よくある質問
この記事のまとめ
浅草で大腸カメラ・ポリープ切除のご相談を
「受けるまでが不安」という方も、まずはお気軽にお問い合わせください。東京都台東区花川戸、浅草駅から徒歩1分の浅草胃腸肛門クリニックが、丁寧にご説明・ご対応いたします。
〒111-0033 東京都台東区花川戸1-2-4 丸善ビル7F 東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン「浅草駅」徒歩1分
【診療時間】午前 9:30〜12:00/午後 16:00〜18:00(大腸内視鏡検査は予約制14:00〜16:00・火曜は女性専用外来・木曜は肛門科専門外来)|休診:日曜・祝日

院長 佐藤 兼俊 より
「大腸カメラは受けるまでが一番のハードル、とよくおっしゃる患者さんがいます。検査を受けてみれば、『思ったより楽だった』という感想をいただくことが多いです。ポリープが見つかった際、条件が合えばその場で対処できることは、患者さんの負担を減らすうえで意味のあることだと考えています。消化器外科医としての長年の経験と、寺田病院グループの連携体制を活かして、地域の皆さんに安心して検査を受けていただけるよう取り組んでいます。気になる症状がある方は、まずお気軽にご相談ください。」